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2021/12/04 09:43


大地の再生と風のまこも①はこちらをご覧ください。

真菰(まこも)とは

真菰は日本に稲が渡来するまで、縄文人の日常食として親しまれていました。河川や沼でアシやヨシと共に棲息し、古代より聖なる食物として大切に扱われていました。
真菰はイネ科の多年草で、先端には穀物が実り、黒穂菌が付着した茎にできるマコモダケは秋の食材として有名です。中国では高級食材としても有名です。マコモダケの成分や繊維は血液の浄化と血管の清掃をし、腸の運動を助け便秘解消のお手伝いをしてくれます。
真菰を母体として作り出される耐熱菌は数百度の高温に耐え得る、大変に生命力の強い細菌です。真菰を食することはこの耐熱菌を食することに繋がり、その特性を体内に取り入れることとなります。真菰の耐熱菌が体内に入ると、血液、体液、リンパ液、細胞、唾液に浸透し、内臓から穏やかに老廃物や毒素が排出され、身体や心の浄化を助けてくれます。

 

近年、マコモダケはカロリー・タンパク質・脂肪酸が少なく、ビタミン・ミネラルなどが多く含まれていることで注目を集め、健康、ダイエット、美肌、アンチエイジングの食材としても人気があります。

また、真菰の葉はそれ自体に浄化の作用があり、お茶にすると血液の浄化と細胞の活性化を促します。
お風呂に入れると皮膚病に効果があります。真菰は田んぼのお水を浄化する力を持ち合わせているのですが、お風呂でもその特性は健在で、水を綺麗にし何度でも入れるようにしてくれるそうです。
自然界では、魚や鳥は病気になったり傷ついたときは真菰の側に来て傷を治そうとするようです。

 


真菰と神事


真菰は古来より病気を癒し邪気を祓う霊草として崇められてきました。古代神社や出雲大社では強い浄化作用を持つ真菰で注連縄(しめなわ)が編まれ、祭事に用いられています。
仏教では、お釈迦様が病人に真菰茶を飲ませ、真菰の葉で編んだ寝床に寝かせて病気を治したという伝承があります。

真菰には神が宿り、善を高め悪を排除する力を持つと考えられてきました。注連縄、盆ござ、霊を運ぶ馬や牛を真菰で作り先祖をもてなした、という言い伝えもあります。真菰の人形を村の入り口に置き邪気を祓い、村にある善が出て行かないように守るそのような風習もありました。

 


『風のまこも』

「大地の再生」により自然本来の循環に育まれ、生命力豊かに育った真菰を丁寧に縄ないしました。

農薬・肥料・消毒剤不使用の、大地のエネルギー溢れる真菰です。


愛をこめて『風のまこも』と呼んでおります。


風のまこもはこちらからお迎えいただけます。

新春に、浄化と祓いの力の強い風のまこもをどうぞお楽しみください。

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※大地の再生については「大地の再生と風のまこも①」をご覧ください。

https://kanadefa.base.shop/blog/2021/12/04/093931



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